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情報のバリアフリー

03-07,2010




今日は午後から理事を務める阿波グローカルネットの主催で、
情報のバリアフリーに関する講演会&パネルディスカッションを行いました。

ゲストはカラーユニバーサルデザイン機構の事務局長の伊賀さん、
東京の福祉住環境整備の第一人者高齢者住宅研究所の溝口さん、
難聴者と支援者の会の大西さんといった様々な立場の方にご協力いただき、
目に見えない障害である『色弱』と『難聴』について、当事者の想いや
科学的に色弱を体験してもらえるグッズなどを通じて、より多くの方に
理解してもらえるよう情報発信することができました。

まじめに勉強した後は、楽しく明るくアツく!懇親会で盛り上がりました(^o^)♪

色弱の方は、ピンクと水色がグレーに見えたり、赤やオレンジと緑が同じように
見えたりするので、伊賀さんと別の色で何色なのか識別するソフトを見せて
もらいながら、いろんなものを見たり、色にまつわる話やグッズで笑ったり、
遊びの中で色弱を覚えていくことができました。

こうした機会が常々あれば、もっと配慮された社会になっていくと思います。

また久々に元AGNメンバーの大西さんともゆっくり話せて、本当にうれしかったです!

大西さんは子どもの誕生と引き換えに聴力を失ったのですが、現役ナースとして
頑張っていて、いつも励まされます。

本当に有意義な時間を過ごすことができました。

ボードウォークや青少年センターを設計された伊賀さんのご友人の中川さんも飛び入り
参加されたのですが、最後の最後に、『ほんで、中山さんはなんでここにおるん?』と
尋ねられたのには爆笑でした!

いやいや、この場では、中川さんこそ不思議に思われてますって!

誰が来てもOKの不思議な集まりでしたが、これぞ『バリアフリー』や『ユニバーサル』の実践☆

もっとみんなを巻き込んでいきまっしょい!

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見て触って試してみる。

02-23,2010

先日の展示会では、もっと実際に商品に触って
もらいたかったのですが、ブースのつくりなどの関係で、
なかなかお試しいただくことができませんでした。

でも、中山源太郎商店にはこういう商品もあるってことは
知っていただけました。

今日、知り合いの家具製作会社の方と福祉機器展に置く
ユニバーサルデザインのいすについてお話していたところ、
ご家族が最近介護保険を使うことになり、いざ福祉用具を
そろえようとなったときに、これまでに見たこともない、
使い方も知らないものを選ぶのに、1冊のカタログを渡されて
そこから選んでください、といわれたとおっしゃってました。

自分たちはいすの製作などをしているので、なんとなく
サイズとかのイメージはつかむことができるけど、
これが一般の方なら本当にわかりづらいだろうな・・・と。

だから、いろんな福祉用具や生活道具をいっぺんに見れて、
自由に触ったり試したり、使い方を教えてもらったり、
わがやの状況を相談できる専門職がいたりする福祉機器展は
本当に必要なものなんだ!!って改めて実感されたそうです。

だから、まだまだ自分とは縁遠いと思っている一般の人にも
たくさん来てもらえたらいいですね~とお話しました。
いざというときは、自分の身だけではなく、家族や親戚、
友達や近所の方にも訪れることがあるかもしれません。

そういうときに、「あ!ここならあるかも!」と思い出して
いただけるよう、弊社も継続してPRする必要があります。


ところで、元気な高齢者の中にはこんな方もいらっしゃいます。

「年寄り扱いをして!」
「福祉の世話にやならん!」

そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、福祉用具を
使うことは恥ずかしいことではないと知っていただきたいです。
生活の中の様々な動作などを、より楽な形で自分で行えるよう
自分でできる自由を獲得するための道具だと考えてもらえたら・・・

またそう思ってもらえるためにも、福祉用具に対する世間の
認識を生活道具のレベルまで引き上げていけたらなーと
思っています。

汎用されるようになれば、価格も技術もまた改善されていくでしょう。
そんなものづくりへの思いも私たちの福祉機器展には流れています。

とくしま福祉機器展 
http://miteten.awa-g.net/


カラーユニバーサルデザインをご存知ですか?

02-17,2010

みなさんはカラーユニバーサルデザイン(CUD)をご存知ですか?

日本では成人男性の20人に1人は色覚障害があるといわれています。
いわゆる「色盲」「色弱」といわれるものです。
そのために、公の場での視覚的情報が十分に把握できなかったり、
生活上不便をきたしていることもあります。

CUDはそのような色弱でも情報を確実に受け取れるようにするための
配色などに考慮したデザインの考え方です。

福祉住環境コーディネーターの団体であるNPO法人阿波グローカルネットは
この色弱や聴覚障害などの目に見えない障害を持つ方へのニーズについて
ものづくりや当事者など様々な立場から意見交換を行います。

以下の日程で行いますので、ご関心のある方はぜひご参加ください!!

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 ■ 福祉住環境コーディネーター とくしまタウンミーティング■

 情報と住環境のバリアフリー~福祉のニーズをデザインする~

 日時 3月7日(日) 13:30~16:30 
 
 場所 ふれあい健康館 第2会議室

 ※参加費無料
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家具転倒防止実践セミナーin石井町

02-07,2010

中山です。

今日は午後から石井町社協さんから阿波グローカルネットへの依頼で、家具転倒防止実践セミナーに行ってきました。

今日は実践セミナーということでみなさんやる気まんまん!
ガラスフィルム貼りも講師の話をよく聞いて、率先して動いてくださいました。

石井町社協では、災害時の要援護者リストを作成するそうです。

個人情報保護法の関係で、個人情報を調べて名簿に掲載することができないため、本人の申請が必要だそうです。

このブログをご覧の石井町の方は、お近くに独居の高齢者など災害時に援護が必要な方がいらっしゃいましたら、石井町社協への申請のことをぜひ教えてあげてください。

教育のバリアフリーを考える

12-13,2009

昨日はユニバーサルデザイン研究会主催の
「教育のバリアフリーから共に生きる社会へ」
というシンポジウムのお手伝いと懇親会に
参加してきました。

私がこのシンポジウムに関わったきっかけは、
一人のお母さんとの出会いです。

圓井美貴子さん。
重度心身障害を持つ娘・陽子ちゃんと共に歩んだ
実践記録作品「100%あるがままでいこう!」が
第42回NHK障害福祉賞最優秀賞を受賞したことで、
こんな人が徳島にいたのか!と初めて知りました。

そして、UD研の新年会で初めてお会いしたときに、
直感的に分かり合える気がして、福祉機器展への
参加もお願いしました。

陽子ちゃんは養護学校ではなく、地域の小中学校に通い、
地域の友達と接してきました。
初めて会う人が陽子ちゃんを見たら、
「自分で動くことも、言葉を発することもできない」
と思うかもしれません。

でも、彼女の友達には、彼女の意思が伝わっています。
自分で動くことができなくても、言葉を発することが
できなくても、陽子ちゃんの感情はしっかり生きていて、
私たちに全力で発信してくれていると思います。

友達や周りの人はそれをキャッチし支援してくれます。
手段は違うかもしれないけど、すべての人がそうやって
多くの人との関わりの中で生きていると、私は思います。

そのことを一番よく知っているお母さん。
高校も普通学校へと、前例のなかった受検にも挑戦し、
陽子ちゃんだけでなく、障害児に関わるたくさんの方の
期待を背負って、子どもたちの未来のために道なき道を
切り開いて歩んでいます。

私はまだお会いして日も浅く、陽子ちゃんと接する時間も
少ないのですが、陽子ちゃんのことを話す圓井さんを
見ていると、私もお母さんになりたいな・・・と思えてきます。
それほど圓井さんの想いは純粋で、2人は強い絆で結ばれて
いるのだと思います。


さて、基調講演をしてくださった弁護士の大谷先生や
長年インクルーシブ教育に携わっておられる北村先生とは
あとの懇親会で楽しい時間を過ごすこともできました。
全国各地で同じような思いを持って活動している方々と、
これからもつながっていくきっかけとなったと思います。
このつながりをこれからの徳島のためにどう生かしていくか。
それはまた今後の私たちの課題となりそうですね。

この週末は、本当に感じたり考えることがたくさんあって、
何を伝えればよいのかわからなくなっていました。
何が大事なのか、何が知りたいのか、何がこわいのか
何をどうしたいのか、どうしなければならないのか
たくさんのいろんな思いが整理されてきたときに、
また1つ何かが見えてくるのでしょうか。

やめることは簡単ですが、実践しつづけること、
人に伝えていくことって、本当に大変なことですね。

中山でした。